将来お金に困らないためには、どうすれば良いのでしょうか?
マネーリテラシーを高めて、早いうちに身につけておきましょう。
マネーリテラシーとは何ですか?
お金に困らない未来を作るために知っておきたいマネーリテラシーを紹介します
お金は、物を購入したりサービスを提供してもらったりと、人生に欠かせないものですが、お金に関する知識や判断力が不足していると、貯金ができなかったり、悪い業者に騙されたり、資産運用に失敗したりする可能性が高くなってしまいます。
そうならないためも、マネーリテラシーを高めていきましょう(^_^)/
こちらの記事をみている方は金融知識を得ようと努力されている方ですので、ぜひ基土台を固めて上を目指していきましょう。
マネーリテラシーとは
マネーリテラシーとは、お金に関する知識や判断力のことです。
マネーリテラシーを高めることで、自分のライフプランに合わせてお金を上手に増やしていくことができます。
学校では教えてくれないけれど、実生活では非常に重要な知識がたくさんあります。
マネーリテラシーを高めていけば、さまざまな角度で自分の生活が楽になっていくことが実感できるでしょう。
マネーリテラシーを高める7つのポイント
では、どうすればこのマネーリテラシーを高めることができるのでしょうか?
以下の7つのポイントを紹介します。
①単利と複利の違いを理解する
②インフレ・デフレの影響を考える
③リターンとリスクの関係性を理解する
④家計簿をつける
⑤FP(ファイナンシャルプランナー)の知識を学ぶ
⑥経済ニュースを見る
⑦実際に投資を始める
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
その1 単利と複利の違いを理解する
単利と複利は、お金が増える仕組みの違いです。
単利は元本にのみ金利がつく仕組みで、複利は元本に加えて利息にも金利がつく仕組みです。
例えば、10万円を年利5%で10年間貯蓄した場合、単利では15万円になりますが、複利では16万円以上になります!
複利効果を利用すれば、長期的に資産が増えやすくなります。
しかし、逆に借金やクレジットカードの支払いが複利で計算される場合は、早めに返済しないと借金が雪だるま式に増えてしまいます。
単利と複利の違いを理解して、自分に有利な方を選ぶことが大切です。
複利について詳しくはこちら↓
その2 インフレ・デフレの影響を考える
インフレ(インフレーション)とデフレ(デフレーション)は、物価の変動を表す現象です。
インフレは物価が上昇する現象で、デフレは物価が下落する現象です。
インフレ・デフレはさまざまな要因で起こりますが、一般的には需要と供給のバランスや政府・中央銀行の政策などが影響します。
インフレ・デフレはお金の価値や購買力に影響します。
インフレではお金の価値が下がり、同じ量のお金では以前よりも少ないものしか買えなくなります。
デフレではお金の価値が上がり、同じ量のお金で以前よりも多くのものが買えるようになります。
インフレ・デフレに対応するためには、自分の収入や支出、貯蓄や投資などを見直す必要があります。
インフレでは貯金を減らして投資を増やし、デフレでは貯金を増やして投資を減らすというように、物価の動きに合わせてお金の使い方を変えることが大切です。
現在はインフレが進行しています。インフレについてはこちら↓
その3 リターンとリスクの関係性を理解する
投資のリスクは、一般的な「リスク=危険なこと」とは意味合いが違います。
金融商品の場合、「投資や貯蓄などで得られる収益と損失の可能性=リスクとリターン」を表します。
一般的に、リターンが高い商品ほどリスクも高くなります。
例えば株式は高いリターンが期待できますが、市場の変動によって大きな損失を被る可能性もあります。
一方の定期預金は低いリターンですが、元本が保証されており、リスクも低いです。
リターンとリスクの関係性を理解することで、自分の目的やリスク許容度に応じて適切な金融商品を選ぶことができます。
例えば、老後の生活資金を確保したい場合は、安定的なリターンが得られる商品を選ぶことがおすすめです。
逆に短期的な資金調達や大きな利益を狙いたい場合は、高いリターンが期待できる商品を選ぶことができます。
リスク分散についてはこちら↓
その4 家計簿をつける
家計簿をつけることで、自分の収入と支出のバランスや無駄遣いの癖を確認して把握できるようになります。
家計簿をつけることで、以下のメリットがあります。
- 収入と支出のバランスを見える化することで、自分のお金の流れを正確に把握できます。
- 支出の内訳を分類することで、必要なものと不必要なものを区別できます。
- 無駄遣いや浪費を減らすことで、節約や貯蓄につなげることができます。
- 収支の予測や目標設定をすることで、将来的なお金の計画を立てることができます。
家計簿をつける方法はさまざまですが、ノートや家計簿アプリなどが一般的です。
家計簿アプリは手軽に記録や分析ができるメリットがありますが、ノートは自分でカスタマイズできるメリットがあります。
自分に合った方法を選んでまずは家計簿をつけてみましょう。
現状把握をして、効果が大きい固定費から削減していきましょう。
固定費の見直しはこちら↓
その5 FP(ファイナンシャルプランナー)の知識を学ぶ
FPはお金に関する専門家であり、家計管理や生活設計、資産運用などのアドバイスを行う人です。
FPの資格試験に向けて学習をすれば、マネーリテラシーの基礎知識が身につくだけでなく、合格して資格を取得すると信頼性や収入も高まる可能性があります。
FPの資格試験は、1級から3級までのレベルがあります。
1級は最も難しく、幅広い知識と実務経験が必要です。3級は最も簡単で、基本的な知識があれば合格できます。
FPの資格試験に挑戦するためには、参考書や問題集などの教材を利用することがおすすめです。
また、通信教育やオンライン講座などのサービスも利用できます。
FPの資格試験に合格することで、自分自身のお金の管理や運用が上手になるだけでなく、他人にもアドバイスをすることができるようになります。
保険代理店などでFPの資格を持っていれば、お客様に適した保険をアドバイスする際に役立つでしょう。
その6 経済ニュースを見る
経済ニュースを見ることで、世界の動きや金融市場の状況、政策や法律の変更などの最新情報を得られるようになります。
経済ニュースを見ることで、以下のメリットがあります。
- 自分の資産運用やライフプランに影響を与える要因を把握し、対策を立てることができます。
- 経済的な判断力や分析力が向上し、マネーリテラシーが高まります。
- 経済に関する話題やトレンドについて話せるようになり、コミュニケーション能力が高まります。
経済ニュースを見る方法はさまざまですが、テレビや新聞、雑誌、インターネットなどが一般的です。
経済ニュースを見る際には、以下のようなポイントに注意しましょう。
- 情報源は信頼性の高いものを選びましょう。偏った見解や誤った情報に惑わされないようにしましょう。
- 情報量は適度にしましょう。あまり多くの情報に目を通すと、混乱したり疲れたりする可能性があります。
- 情報内容は自分の関心や目的に合わせて選びましょう。自分に関係ない情報は無視しても構いません。
おすすめのテレビはテレビ東京のモーニングサテライト「モーサテ」です!
月曜~金曜 朝5時45分~7時5分まで放送しております。
その7 実際に投資を始める
投資はお金を増やすために有効な手段です。
実際に投資を始めることで、マネーリテラシーが向上します。
投資を始めることで、以下のメリットがあります。
- 自分のお金がどのように増えたり減ったりするかを実感できます。
- 自分の目標や計画に応じて、資産の配分や運用方法を考えることができます。
- 自分の判断や行動に責任を持つことができます。
投資を始める方法はさまざまですが、投資初心者におすすめの金融商品は以下のようなものです。
- NISA・つみたてNISA:非課税制度を利用して、投資信託などに積み立てることができます。
- iDeCo(個人型確定拠出年金):所得控除制度を利用して、自分で選んだ商品に投資し、老後の年金として受け取ることができます。
- 投資信託・ETF:専門家が運用する商品や市場全体に連動する商品に投資することができます。
- ミニ株(単元未満株):高額な銘柄でも少ない数量で株式を購入することができます。
投資を始める際には、以下のポイントに注意しましょう。
- リスク管理をすること。自分が許容できるリスクを決めて、損切りや利確などのルールを設定しましょう。
- 目標設定をすること。自分が何のために投資をするのかを明確にしましょう。例えば、老後の資金や子供の教育費などです。
- 情報収集をすること。投資する商品や市場の動向などに関する情報を常にチェックしましょう。ただし、情報過多にならないようにしましょう。
資産運用の基礎知識はこちら↓
まとめ
マネーリテラシーはお金に困らない未来を作るために必要な能力です。
学校の義務教育で教えてくれないこともあるので、自分で勉強していかないと将来お金に困ってしまいます。
マネーリテラシーを高める方法は様々ありますが、自分に合ったものを選んで、継続的に学ぶことが大切です。
マネーリテラシーが高まれば、自分のライフプランに応じてお金を上手に増やしていくことができ、豊かな人生を送れるようになります。
お金に困らず自由な選択を広げていきましょう(^_^)/
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