「円高」と「円安」って、ややこしくないですか?どっちがどっちかいつも分からなくなるんですよー!
「高」いと「安」いという言葉に引っ張られがちですよね。円高と円安について、解説します!
「円高」
「円高」と「円安」の理解が難しいと言われる理由は、「円高」という言葉に引っ張られて、「円」が「高い」というふうに理解されがちな点になります。
正しくは、「円」の「価値が高くなる」です。
「円高」になると、もともと1ドル=100円で輸出していた商品が1ドル=80円になります。
そうすると、もともと1万ドルで売れていた商品が、1万2500ドル払わないと売れなくなってしまいます。
外国に商品を輸出して売っている日本企業の儲けは「円高」になると減ってしまいます。
輸出の割合が多い自動車メーカーや家電メーカーにはデメリットで、「円高」になると株価も安くなってしまいます。
・「円高」は、「円」の「価値が高くなる」
「円安」
一方で、「円安」になると外国の商品を安く仕入れることができます。
「円」の「価値が安くなっている」ためです。
鉄鋼メーカーは原材料となる鉄鉱石を主に外国から輸入しています。
そのため、「円安」になると鉄鉱石を安く手に入れられるので、鉄鋼メーカーなどの外国から商品を輸入する日本企業にとってはメリットになります。
円安になると、安く海外旅行ができるようになる=輸入品の価格が下がる=海外ブランド品を安く買えるようになります。
日本のものが海外によく売れるので、輸出産業の業績が良くなります。
その結果、日本国内市場も活発になって、商品がよく売れて物価が上がりインフレになります。
円安時は日経平均株価が上がることが多いです。
・「円安」は、「円」の「価値が安くなっている」
まとめ
円高と円安の言葉に引っ張られてどっちがどっちってパッと分からないですよね(-_-;)
いきなり聞かれると答えにつまりがちな「円高」と「円安」。
皆さんは理解できていますか(#^^#)
なんとなくの場合は、もう一度読んでみると入ってくるかもしれません。
海外旅行などに行くときは円高の時に行ったほうがお得になりますね🎶
是非円高と円安を理解して楽しく生活していきましょう(^_^)/
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