我が家の玄関は、北側にあります。
そのため、あまり陽が当たらないので雨の日が続いてジメジメすると、
階段にコケが生えてくることがあります。
何日か雨が続いたあと、ふと玄関の階段を見たら久しぶりにコケが生えてきていました。
おっ、久しぶりに階段にコケが生えてきたねー。
コケだけに・・
コケモン、ゲットだぜっ!!
う、うまいっ・・!
(パチパチパチ)
みんな大好き、ポケモンの仲間!?コケモンをゲットした我が家(笑)
なぜコケが生えてくるのか、調べてみました!
コンクリートに生えるコケの種類
特殊高圧洗浄協会のホームページより引用させて頂きます。
住宅のコンクリート部分に生えるコケ。
カビのように人体に影響を及ぼすような悪質なものではありませんが、
1カ所に生えるとすぐに広がってしまうため、住宅の見栄が悪くなってしまい
実際の築年数よりも古く見せてしまう厄介なものです。
コンクリートに生えるコケには大きく分けて2種類のコケがあります。
その2種類とは、「ギンゴケ」と「スナゴケ」です。
「ギンゴケ」は、私たちが最もよく目にするタイプのコケで、さまざまなところに発生しますが
住宅ではコンクリート部分に発生しやすくなっています。
「スナゴケ」はギンゴケほどメジャーではありませんが、
こちらも住宅のコンクリート部分によく生えるタイプのコケです。
住宅のコンクリート部分に発生するコケは、基本的にこの2種類が発生します。
コンクリートにコケが生えてしまう理由
コンクリートは、外壁塗装などによってコンクリートの表面に塗膜が張られているため、
コケが生えてしまうことは、ほとんどありません。
しかし、塗膜は年々劣化していってしまいます。
劣化すると、コケの発生を防ぐ力が弱まってきてしまうため、
風に乗って運ばれてきたコケの胞子がコンクリートに付着し、
コケが定着・増殖してしまうようになります。
コケが生えやすい場所の特徴
同じ年数が経過しているコンクリートでも、コケの生えている部分と
ほとんど生えていない部分があるかと思います。
これは、コケが生えやすい場所かどうかの違いによるものです。
コケが生えやすい場所・環境としては、以下のようなものが挙げられます。
- 日当たりの悪い場所
- 風通しの悪い場所
- 乾燥しにくい場所
- 湿度が高くなってしまいやすい場所
- 結露が発生しやすい場所
- 表面に凸凹のあるコンクリート
これらの条件に当てはまる場所にはコケが生え、定着しやすくなってしまっていると言えます。
コケは、ジメジメとしている場所や環境を好むという性質があるので、
そういった場所にあるコンクリートには注意が必要です。
また、コンクリートの表面に凸凹があると水滴が溜まりやすくなりますし、
水分が蒸発しにくくなります。
そのため、こういったコンクリートにもコケが生えやすくなってしまいます。
コンクリートに生えたコケを放置するべきではない理由
コンクリートに生えてきたコケを放置するべきではない大きな理由の1つが、
コンクリートの劣化です。
コケが生えてしまったコンクリートは、通常のコンクリートよりも早く劣化してしまいます。
コンクリートが劣化してしまうと大規模な修繕が必要になってくる可能性があるため、
莫大な費用をかけてリフォームをしなくてはいけなくなるケースもあります。
また、コケは繁殖力が強く、コンクリートの一部に生えたコケを放置していると
すぐに色々な場所に広がってしまうため、早急に対応して除去するべきだと言えるでしょう。
コンクリートにコケが生えてしまった場合の落とし方
1.住宅用の洗剤で落とす
住宅用の洗剤とは、お風呂を洗う洗剤やトイレを洗う洗剤のような一般的な洗剤です。
あまり強く擦りすぎてしまうとコンクリートに細かな傷がつき、そこから劣化してしまうので
力を入れすぎないように注意しましょう。
そのため、硬いスポンジではなく柔らかいタイプのスポンジを使用しましょう。
2.カビ取り剤で落とす
生え始めたばかりのコケであれば住宅用の洗剤でも落とすことができますが、
定着し始めているコケだと簡単に落とすことが出来にくくなります。
そのような場合は、カビキラーなどのカビ取り剤を活用しましょう。
カビ取り剤は一般的な住宅用洗剤よりも洗浄力が高いので、
定着し始めているコケにも効果を発揮してくれます。
カビ取り剤を使用する場合は、必ず手袋やゴーグルを着用してから使用しましょう。
3.駆除剤を使って駆除する
コケの駆除剤はホームセンターに行けば入手することができます。
およそ2Lを1万円ほどで購入できます。
駆除剤を使えばコケを根っこから駆除することができるので、
コケが発生しにくくもなります。
使い方は駆除剤によって異なりますが、塗布してそのまま放置しておくだけで
コケを駆除できるタイプのものが多くなっています。
4.高圧洗浄機で除去する
高圧洗浄機はコケをしっかりと除去したいときに使用したいアイテムです。
ただ、高圧洗浄機の値段は高いので、新しく購入するぐらいであれば
駆除剤を購入して対応する方法のほうがコストを抑えながらコケを落とすことが可能です。
コンクリートにコケが生えてしまうのを防ぐ方法
生えてきてしまったコケを除去することが出来ても、予防しておかなければ
コケはまたすぐに生えてきてしまいます。
コケが生えてしまうのを防ぐには、コンクリート部分をしっかりと乾燥させるのが一番ですが
建物の構造上、完璧に乾燥させるのが難しい部分も出てきてしまうかと思います。
特に陽が当たりにくくなっている場所だと乾燥させるのは非常に難しくなってきます。
コケが生えてしまうのを予防する機能性をもった塗料で塗装を行うようにしましょう。
外壁の塗装に使用される塗料の中には、汚れやコケなどが発生するのを防いでくれる
タイプの塗料があります。
これらの塗料をコケが生えやすいコンクリート部分に塗っておくことで、
コケの発生を予防できるようになります。
我が家は、お義父さんが「もう使わないから。」と、頂いた高圧洗浄機があるので
それを使ってコケを落としています。
コンクリート自体も綺麗になって、「うちの玄関先、本当はこんな色だったんだ(笑)」
という感動も待っています(; ・`д・´)
皆さんのおうちはコケ生えますか?
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