よーし、投資信託を買って資産を増やすぞー!
おっ、良い意気込みですね!
でもちょっと待ってください・・今日買って、明日株価がめちゃめちゃ下がったらどうしよう・・もう少し待ったほうが良いですかね・・?でも、逆に明日株価が急に上がる可能性もあるし・・
株価を気にしてしまうと、いつまで経っても買えなくなってしまいますよね。そんなときに便利なのが、ドルコスト平均法です!
ドルコスト平均法の仕組み
投資信託を始めると決めたあとに来る決断は、「いつ買おう」かです。
株価は常に変動しています。
そして、株価が明日上がるのか下がるのかは、誰にも予想することが出来ません。
自分の感情に任せて買おうと思うと、結局買わないまま時間だけが過ぎていく可能性があります。
そんなときに便利なのが、「ドルコスト平均法」です。
株ではなく、りんごだった場合のグラフを作成しました。
りんごを10個買いたくて、1日目にりんご10個をまとめて購入した場合は、
りんご1個100円×10個=1000円で10個のりんごを購入できます。
これをドルコスト平均法を使った場合はどうなるでしょうか?
例えば、1口1万円の株式を10万円分購入したいと思っています。
一括で10万円分購入すると、その後値下がりした場合は損失が出てしまいます。
価格が変動する商品は、タイミングによっては高値で購入してしまうリスクがあります。
りんごの例だと、1日目にりんご10個分を1000円で購入します。
りんご1個の値段が翌日80円に下がった場合、損失が出てしまいます。
そこで、毎月の購入価格を一定にして、その時点での相場で商品を購入し続けて支出を平準化させる購入方法がドルコスト平均法(定時定額購入法)です。
特定の銘柄を一定の間隔で一定の金額ずつ長期にわたって買い続けます。
積立投資で毎月購入していくと、価格が高いときには0.8口分、安いときには1.2口分というふうに、毎月同じ金額分を買い続けます。
りんごの例だと、価格が高いときには0.8個分、安いときには1.2個分というふうに、毎日同じ金額分のりんごを買い続けます。
その結果、最終的には少ない金額で10口以上を買うことができます。
りんごの例だと、1日目にりんご10個分を購入すると1000円かかりますが、ドルコスト平均法を用いて10日間に分散して購入すると最終的にはりんご10個が965円で購入できます。
このように、ドルコスト平均法は値動きのリスクを減らして、平均取得コストを下げて安定した利益を得られるところに特徴があります。
ドルコスト平均法は判断ミスを回避できる
株価は常に変動しています。
そのため、上がったり下がったりするたびに自分の感情も引っ張られる傾向があります。
株価が下がれば弱気になり、株価が上がれば落ち着いて冷静な判断ができなくなってしまう可能性もあります。
そういった点でも、自動的に買い続けるドルコスト平均法なら価格変動時も影響を受けずに投資を続けられます。
・「ドルコスト平均法」 一定の金額ずつ定期的に同じ金融商品を購入することで価格変動のリスクを分散する投資方法。価格が高いときは購入数が少なくなり、価格が低いときには購入数が多くなるため、平均取得価格をならすことが出来る
積み立て投資をするべき理由3つ
1.「もっと相場が下がったら始める」は困難。底値でも「まだ下がる」と思うのが人間
2.積み立て投資を続けていれば、多くの人が投資から逃げてしまう「大底」の場面で数少ない「買い手」になれる
3.これからはインフレ社会になっていく。「預貯金にしておけば安心」の時代は終わり、預貯金では資産が目減りする時代がやってくる
投資のタイミングを計ることが求められるのは、一括投資の場合です。
「始めるタイミングを計る必要がない」のが積み立て投資のメリットなのです。
ポートフォリオとは
投資をする上で、自分のポートフォリオを作り上げていくことが大事です。
「ポートフォリオ(Portfolio)」とは、もともとじゃばら式になった書類入れのことです。
上記の写真のように、いくつかに分散整理して書類をしまっておくものを指します。
こういった「ポートフォリオ」のように自分の資産をいくつかの商品に分散整理して管理することを意味します。
中身は人それぞれですが、1つだけの商品ではなくいくつかに分けて投資していくことがリスクをとる上でも大事な要素になります。
記事が気に入って頂けたらシェアやフォローを頂けると嬉しいです(*^_^*)
コメント