昨日、長男が突然
ねえママ、羽と翼ってどう違うの?
羽は1枚だけのことで、翼は羽がたくさん集まったものじゃないの?
合っていると思ったのですが、ちょっと不安になったので調べてみました。
みなさんは、質問されたときに自信を持って答えられますでしょうか?
「羽」と「羽根」と「翼」の違いは?
皆さんは鳥が空を飛ぶために使っているものを何と呼んでいますか?
この回答には「羽」と答える人もいれば、「翼」と答える人もいるかと思います。それ以外にも「羽根」と答える人もいるのではないでしょうか?
この3つの言葉は、意味と指しているものの範囲が異なります。
「羽」は、鳥類の翼や昆虫のはねを指します。
「羽根」は、鳥類の羽から抜け落ちた一本一本のことです。
「翼」は、一対になった羽のことです。
「羽」について
一般的には、鳥類だけでなく一対になっていて翼になっているもののことも「羽」と表記する場合があります。
例えば、飛行機についているものを羽と表現する場合があります。
また、「羽」はもっと比喩的な表現に使われることもあります。
例えば、「休日に羽を伸ばす」と言った場合には、人類に羽が生えてきたわけではないですよね。この場合は休日に束縛するものが少なく、自由にふるまうという意味を表しています。
そして、これはくつろいだ様子が鳥が羽を伸ばしている様子と似ているため、使われるようになりました。
「羽根」について
「根」っこごと体から離れてしまった「羽」のことを「羽根」と表現します。
それ以外にも羽を加工したものにも使われる場合があります。例えば、羽を加工したものといえば羽根ペンがあります。これは羽のうちの1枚を使って出来た筆記用具です。
また、羽根の形状をまねて作られたものも「羽根」と表現されることが多いです。
例えば、ヘリコプターのプロペラは1対になっているわけではなく、形が羽根に似ているため、「羽根」と表現されます。
バドミントンのシャトルも鳥の羽根を模して作られているため、「羽根」と呼ばれることがあります。
お正月に行う「羽根つき」にも「羽根」が使われています。
「翼」について
翼は、一対になった羽のことです。具体的には鳥類の前足が飛ぶために発達したものを指します。そして、「翼」の周りは羽毛で覆われています。
翼は一般的には鳥類の羽だけでなく、コウモリの飛行器官のことも指します。
この言葉は、もともとは鳥類の羽だけを表していましたが、それが20世紀に変わります。この頃、飛行機という乗り物が誕生したのです。その両翼は鳥の羽と形が似ている上、役割も一緒でした。このことから、飛行機の羽を「翼」と表現するようになったのです。
そして現在では政治的な立場についても「翼」が使われることがあります。例えば、「右翼」「左翼」などです。
まとめ
今回は、はねについて、まとめました。
一言にはねと言っても、「羽」「羽根」「翼」と読み方が同じでも漢字で書くと色々な文字になるのでニュアンスが難しいですね(^^;)
私が思っていた「羽」は「羽根」のことでした( ・_ゝ・)
3つの違い、難しいですね!皆さんは理解できましたか(#^^#)?
少しでも説明しやすくなれば幸いです(*^^)v
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