株式投資の中でも、高配当株に投資すれば配当金がいっぱい入るんですよね!私、高配当株投資に興味があります!!
高配当株の選び方は、どこを確認したら良いか分かりますか?
えー、分からないですー。。。
よく理解せずに適当に株を買ってしまうというのは、投資において非常に危険な行為です。
初心者でも見るべきポイントを抑えて理解しておけば、一生使えますので一緒に覚えていきましょう!
株式投資をする上で、値上がり益を狙うキャピタルゲインよりも配当金や株主優待を狙うインカムゲインに魅力を感じるかもしれません。
その場合は、高配当株を選ぶようにすると投資額に対して多くの配当金を得ることが出来ます。
高配当株投資をする際に注目するべきポイントは? 失敗しない銘柄選びの基準をご紹介します。
高配当株選び7つのポイント
高配当株選び7つのポイントを紹介していきます。
それでは、一つづつ見て行きましょう(^_^)/
配当利回り
配当利回りは、1年間の配当金によるリターンが投資額の何%になるのかを表した数値です。
配当利回り=年間配当額÷株価×100
で求めることができます。
例えば、日本たばこ産業を例に説明していきます。
例:日本たばこ産業(JT) (2914) 2023年7月現在
年間配当188円÷株価3,000円×100=配当利回り約6.27%
と求めることができます。
配当利回りが4%以上であれば、高配当だと言えると思います。
配当金が増配傾向にあるか、据え置きであるかも確認しながら、配当利回りの水準に納得出来るかをみておきましょう。
配当利回りはyahoo ファイナンス 配当利回りなどで確認できます。
米国株だと日本株に比べ税金が10%多く取られてしまいます!
売上高
売上高は、企業がサービスや商品を提供することによって稼いだ売上金額の総額になります。
売上高は右肩上がりで売上高が上がっていくのが理想的です。
この売上高が高いと企業の儲けが多いことを表し、逆に低いと企業の儲けが少ないことを表しています。また、売上高に似た言葉に営業収益があります。どちらも明確な使い分けは難しいのですが、簡単に言うと、商品・製品など有形物から得た売上を売上高、サービスなど無形物から得た売上を営業収益といいます。
売上高はIR BANKで確認が出来ます。
営業利益率
営業利益率は、売上高から売上原価と販売費及び一般管理費の額を差し引いた利益のことで、本業の事業活動による純粋な利益になります。
営業利益率=営業利益÷売上高×100
で求めることができます。
営業利益は、売上原価だけでなく営業活動に必要な人件費や家賃、光熱費なども差し引いた後の利益になります。
営業利益率が増加しているということは、本業のビジネスがうまくいっているということになります。
逆に営業利益率が減少している会社は問題を抱えている可能性があります。
1株利益(EPS)
EPSは、1年間にその会社がいくら稼いでいるのかを1株あたりで表した数値です。
投資を検討する際には、EPSが安定して推移しているか、増加傾向にあるのかをチェックしておきましょう。
1株利益(EPS)=当期純利益÷発行済株式総数
で求めることができます。
EPSが増加しているということは、本業のビジネスがうまくいっているということです。
逆にEPSが減少している会社は問題を抱えている可能性があります。
そのため、配当金を出す余力が無いということが推測でき、減配や無配になってしまうリスクがあります。
株価収益率(PER)
PERは、その会社の株価が1年間の利益の何倍になっているのかを表した数値です。
投資を検討する際には、PERが過去と比較して高くなりすぎていないかをチェックしておきましょう。
株価収益率(PER)=株価÷1株利益(EPS)
で求めることができます。
PERの見方は(業種にもよりますが)一般的には15倍前後が適正で、10倍以下だと割安、20倍以上は割高になります。
配当性向
配当性向は、純利益の中からどれだけの割合を配当したかを表した数値です。
配当性向=配当金額÷1株利益(EPS)×100(%)
で求めることができます。
例えば、EPSが200円で1株配当が100円の場合、企業は利益の半分を配当に支払っているため配当性向は50%になります。
配当性向が高すぎると将来の増配は期待が薄くなり、配当性向が低いと将来の増配が期待できる企業になります。
配当性向が高くなりすぎている場合、業績が悪化しているケースが多く、今後減配する可能性があるため投資は避けた方が賢明でしょう。
自己資本比率
自己資本比率は、企業の財務健全性を表した数値です。
自己資本率が高いほど経営が安定していて、倒産しにくい安全な企業であるということがわかります。
自己資本比率=純資産÷総資本(負債+純資産)×100
で求めることができます。
一般的に自己資本比率が20%を下回ると危険と言われています。
ですが、本当に危険水域にあたるのかどうかは、一概にはいえません。
宿泊業や飲食サービス業のように、業界平均が20%以下の場合もあります。
また、会社が急成長していて利益を投資につぎ込んでいる場合も、自己資本比率が低くなります。
自己資本比率が低いということは、思うように利益が得られなくなったときに経営が立ち行かなくなる場合があり、安全性が高いとは言えません。
20%という数字にとらわれず、会社の経営戦略や業界・時代の流れをみて判断しましょう。
自己資本比率40%以上あれば、ある程度安心が出来ると思います。
まとめ
今回は、高配当株選び7つのポイントを紹介しました。
①配当利回りは過去と比べて増加傾向にあるのか(減配していないか)、納得のいく水準にあるのか。
②売上高を確認して会社が順調に成長しているのか。
③営業利益率を確認して会社が順調に成長しているのか。
④EPSを確認して会社が順調に成長しているのか。
⑤PERを確認して過去の水準に比べて高くなりすぎていないか。
⑥配当性向が高すぎていないか。
⑦自己資本利率で会社の財務健全性、倒産のリスクがないか。
上記の7つのポイントを確認していき、不安がある物を除外していきながら、安定した高配当株を選び、あとは配当金(インカムゲイン)が入ってくるのを待ちながら楽しい配当生活を送っていきましょう(#^^#)
出来れば業界なども分散して投資をしておいた方がリスクを低減させることが可能になります。
お気に入り登録して、銘柄探すときに見ながらやってみるといいかもしれません(^^)/
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